はじめに
自分が作曲したLo-fiでチルい音楽があるのですが、これに使われているコードにDM9(Dメジャー・ナインス)があります。
作曲音源のデータを添付しておきます。
コードの押さえ方は、
レ、ファ♯、ラ、ド♯、ミ
となります。
しかし、実際に演奏で弾いてみたら分かるのですが、構成音が5つもあるために弾くのが複雑で弾きづらいです…。
結論を言ってしまえは、今回は作曲なので演奏したわけではありません。したがって、5つの構成音を同時(自作曲において、正確には若干のズラし)に鳴らせる訳です。これが作曲の強みの部分です。
メリット・デメリットについても以降で載せています。
DM7の構成音
D メジャースケールは、
D – E – F# – G – A – B – C# – D
となり、Dmaj9 は、
1(D)・3(F#)・5(A)・7(C#)・9(E)
したがって、理論的にはA(ラ)=5th は構成音の1つで入ります。
実際の演奏では
ジャズやギターでは、響きをスッキリさせるために、5th(ラ=A)やルート(D)を省略することがよくあります。
省略してもコードの“性質”は同じなので、D(ルート)を省略 ・A(5th)を省略して 、
F#–C#–E
だけになっても名前は Dmaj9 で変わりません。
