初代スイフトとは?(1983〜1988年)
初代スイフトはスズキが1983年に発売した小型ハッチバックで、海外名の「カルタス(CULTUS)」としてもよく知られている。
日本では当時スズキ・カルタスが正式名称で、「スイフト」は主に海外で使われた名前でした。
初代スイフト(カルタス)の特徴
・軽くてキビキビ走るコンパクトカー
当時としては非常に軽量で、車重:690〜820kgほど 軽さを活かした軽快な走りが評価されていました。
・ボディバリエーションが豊富
初代は実は1つではなく、いくつかタイプがありました。
3ドアハッチバック→最もスタンダード
5ドアハッチバック→実用性が高い
4ドアセダン(カルタスセダン)→ファミリー向け
コンバーチブル(後期)→レア!海外向け中心
後に北米ではGMとの共同開発で「シボレー・スプリント」などとしても販売されました。
エンジンラインナップ
搭載された主なエンジンは以下の通り
1.0L 直3(G10)
1.3L 直4(G13)
燃費の良さとシンプルな構造でメンテ性も高いモデルでした。
人気の理由
・軽くて燃費が良い
・価格が手頃
・故障が少なく扱いやすい
・海外で大ヒット(特に北米と欧州)
この成功を元に、スイフトシリーズは世界戦略車へと成長していきます。
初代スイフトのデザイン
角ばったシャープなスタイルで、80年代らしい直線的でシンプルなデザインが印象的でした。
発売期間
日本(カルタス):1983年〜1988年
海外向けスイフト/CULTUS名義:1980年代後半まで販売継続
まとめ
初代スイフトは、
「軽くて実用的で世界で売れた日本のコンパクトカー」
と言える存在です。
