ドル円は154円を目前に失速して上値を抑えられている状態にあります。
日足で見た161.800近辺から139.500近辺のフィボナッチ61.8%戻しである153.400近辺のレジスタンスが効いているのが分かります。
61.8%以上戻すとなると上昇が強く、160円を目指す展開になると思います。
前回のテクニカル分析でも述べましたが、月足で見た上昇チャネルの波形から見ると160円へ向かう可能性は低いと思われます。
また、米雇用統計の結果も悪く、利下げも続いて金利差が縮小となると円高トレンドになるタイミングだと予想できます。
160円より上では日銀による為替介入も警戒感が増してドルショートが増えるためショート目線に切り替えるのが無難でしょう。